30年ぶりに大学の同級生と再会した。懐かしいキャンパスで。

一番仲のよかった一人なので、待ち合わせの駅で待っている間は少しどきどき感。

現れた姿を見た瞬間、あんまり変わってないなあ、と思った。

結局、3時間半も一緒にいて、いろいろ話した。

話してるうちに30年の時間があっというまに蒸発して、昔のままの彼と向き合っている感じになった。去年の同窓会を機会に、以来、何人もと再会するたびにそんな感覚が湧いてきて、ちょっと不思議な気持ち。形のないタイムマシンに乗ったよう。

そして、さらに「変わってないよ」とまた、彼にも言われる。

言われるたびに、そうかなあ、と思う。特に、「怒らない性格だったよね」と言われると結構意外に思う。社会人してる間は結構とんがってたような気がするんだけど。

「そういう社会人経験がそうさせたんじゃないの」と言われて、そうだったのかもな、と思う。

「もともと田舎者なんだよ」とお互いに認め合って笑う。それは間違いない。

ゆっくりと30年の空白を埋め戻すみたいな。そんな時間。

まだまだたっぷり時間を使っていけるけど。これからも。

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